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Unityで一発当たいペコ〜〜

二十代の鼻から胃カメラ

この前、鼻から胃カメラのんできました。現在24歳、スティーブ・ノー・ジョブズです。

病院のスタッフの方に「こんなに若い人が胃カメラだなんて…」とを言われまくりました。胃カメラをやる人は、三十歳位の健康診断を受ける人か、消化器官に不調がでた五十歳前後の人が多いそうです。ネットで胃カメラ体験・感想について調べてみても三十代〜五十代の人が多く「口からいれるより鼻から入れる方が楽!」といった、口から胃カメラを体験した上での回答が大半でした。

「皆楽だって言ってるし鼻から入れてもらえるし大丈夫だろう!」と思っていたら予想より辛かったので、自分の胃カメラ体験と感想、これから受ける人のためのアドバイスを書き留めておきたいと思います。

結論だけ先に言えば「消化器官の異常による苦しみより胃カメラのむ方がマシ」

 

①検査前夜

正直これが検査よりも辛かったです。

胃カメラは前日夜から飲食禁止になることはよく知られていますが、薬類も飲んではいけません。「この薬がないとやばい」みたいな薬を飲んでる方、覚悟しましょう。または、胃カメラを決定したその場でお医者さんと相談して下さい。私みたいにノリで快諾したら駄目です。

私は不眠症で睡眠導入剤を使用して寝ているのですが、薬無し&検査の原因となった胃の苦しさの二重苦で完全に眠れず、悶え苦しみながら貫徹し辛すぎて24歳にして泣きました。既に持病を持っている方は重々は気をつけてください。

ちなみに、「水を飲むのは検査当日でもOK」「飲食は21時まで」など病院によって前日の制限が色々違うみたいなので、空腹や喉の渇きが気になる人は検査前に調べてみるといいと思います。

胃カメラ検査しないと出して貰えない薬もあるので、これを乗り越えれば開放が待ってる…!という心構えをしておくのもおすすめです。

 

②麻酔

検査前に、口と鼻の麻酔をします。

口鼻共に15分インターバル二回で麻酔のスプレー吹きかけてもらいました。

鼻の方は結構ブスっときます。インフルエンザの検査のときに棒を入れられたり、耳鼻科で鼻に棒を入れられる感じを想像して下さい。その麻酔がきいてくると物が鼻を通過するときの痛みが和らぐので、胃カメラを突っ込まれるときはこの時程辛くないです。鼻に物入れられるのが苦手な人はここだけだから!と耐えましょう。

麻酔がかかる感覚は歯医者で麻酔されるときに似てました。あと、口も鼻もスプレー噴射が結構強烈で水しぶきが刺さる感じがして少し痛かったですね。

また、年齢が若いほど麻酔の効きと引きが早いです。私の場合、検査の10分前には麻酔が完全にかかっていて、検査中に抜け始めてました。ご年配の方は麻酔がかかるまでが長く辛いみたいですので、さっさとかかってくれると万全の体制で望めて、この感じでいくのかーと事前にわかって安心です。検査中の話は後述。

病院によっては、麻酔をかけてさらに鎮静剤を注射してくれるところもあるようです。鎮静剤があればムニャムニャしてる間に終わるらしい。どうしても怖い人は鎮静剤を打ってくれる病院を探しましょう。

それから、胃の中を見やすくするため、コップ一杯分の白い飲み薬も飲みました。うまくもなくまずくもないので、久しぶりに液体をゴクゴク飲める〜くらいの気持ちで一気に飲むとよいでしょう。

 

③検査

麻酔が十分効いてから、白熱灯がぼんやり光る位検査室に入りました。おかげで、鼻と口の麻酔で少しぼんやりしていたのが更にぼーーっとしました。

検査台に横になると、もう一度鼻と口に麻酔をかけ、胃カメラと同じ太さの麻酔を塗った棒を鼻にいれられます。それで慣らしている間に、先生が胃カメラに麻酔のジェルを塗ります。つばを吐き出す様のタオルを口元に敷かれ、麻酔棒を抜いていざ鼻カメラ。

鼻の麻酔が十分に効いていれば鼻を通るときの痛みは薄いです。が、鼻を抜けて喉のところを通る時が鬼門。「力を抜いて〜〜オエっとしちゃダメよ〜〜〜」と看護師さんに優しく言われても無理無理。オェオェしまくってカメラが喉の壁面にガッツンガッツン当たりまくりました。この時のガッツンガッツンにより喉に傷がつき、後日喉の奥が痛くなることも多いみたいです。オェオェしても先生がささっと通してくれるので、「絶対オエーってしたら駄目だ」と意気込まなくてもなんとかなります。オエっとしたら胃カメラが通せずそれがずっと続くとかいうことはないです。少し耐えてれば終わります。

また、ツバを飲んだり飲み込みの動作はしてはいけないと言われますが、これは口の麻酔が喉までしっかり効いてくると自然にやりにくくなるので、あまり意識しなくても平気だと思います。私は、検査前にはツバを飲み込めなくなって既にタオルに吐いてました。

検査中もオエーとなりますが、オエーとしても喉の奥が引きつってカメラにぶつかって痛いだけです。最初は何回かやってしまうとおもいますが、少しすると慣れて呼吸を意識出来るようになるので、息を整えることに集中して異物感をやり過ごしましょう。バタバタすれば余計に苦しく、落ち着けば落ち着いただけ楽になります。

私の場合は胃カメラ抜くあたりで少し麻酔がきれかかってました。入れるときより喉や鼻の異物感が凄かったですが引きぬくのはあっという間に済む上、「やっと終わるー!」と思うとちょっとくらいスルスルされても平気になるので、入れる時程怖がらなくて大丈夫でしょう。麻酔が抜けるのが早いかもと言われても気にしない。

ただ胃カメラが抜けていくのをみてると「こんなに長いものが入ってたのか」と人によっては気持ち悪くなってオエっとしてしまいかねないので、抜かれていく所を見るのはやめたほうがいいかもしれない。

 

 ④検査後

終わったら一気に麻酔が抜けてきます。麻酔が弱まるまでは口からつばがだらだらなので、椅子に座ってタオルで口を抑えながら待機。喉をガッツンガッツンしまくった人はこの辺から痛くなってくるので注意。麻酔のしびれが収まると、まるで深い睡眠から目覚めたように頭がスッキリクリア、胃カメラでみてもらったからもう大丈夫という達成感でかなり意識がはっきりしました。麻酔が抜けたら内科医の診察を受け薬を処方してもらって終わり。

検査後は麻酔が抜けきる二時間後まで飲食禁止ですが、私はささっと抜けてしまったので一時間後くらいには完全に元に戻ってました。(一応二時間後まで待ちましたが)

 

⑤私的感想

ネットで言われてる程楽ではないですね。それなりに辛い。鼻からならかなり楽と言われていますが、これで楽なら口からはどんだけ辛いんだろう…。ですが、異常があって胃カメラをのむのならば、その消化器官の異常による苦しみがずーっと続くことに比べれば胃カメラをのむほうが遥かにマシであるとは思います。私の場合も、胃カメラのんで処方してもらった薬で症状なんて一発で治りました。また、胃カメラ終わった後は最近なかなか味わったことのない爽快感を得ました。

でももう二度と胃カメラやりたくないですね。

胃カメラ決まった人、頑張れ。